icco iccoは、「触れる・食べる・抱くおぶう」母と子が気づき、築く学び場です。   
 
2016.09.18

台所から聞こえる音

普段ご飯を作る時、色々な音がしていませんか?
例えば、朝食。
卵焼きを作る時。
卵を割る音。卵をかき混ぜる音。フライパンに卵を流し入れる音。
お味噌汁を作る。
具材を切る音。味噌を溶く音。
食事の準備をしていれば当たり前にある音ですが、
この音。子供達の五感発達に繋がっているんです。
朝にこの音が寝起きの子供に聞こえると、
子供達の朝のスイッチがON!
その後、ご飯の出来上がっていく香りからお腹が空いてくる。
そして実際に唾液の分泌量が増えてきます。
 
我が子も朝から
「あ!もう卵焼けるね。この音は、今日は、目玉焼き?今日は、スクランブルエッグ?」
と音で出来上がる朝食を想像できます。そして朝から会話がしっかりできる。
「お出汁の香りがする。味噌汁の具はなあに?この香りは、今日は鮭?お腹空いた。」
香りからも出来上がる朝食を想像してお腹が空くんです。
そしてしっかり食べて出掛けて行く。元気に活動してくる。
 
朝は、凄く忙しい。
我が家も同じです。
朝からご飯、味噌汁、焼き魚。大変です。
それもは良くわかります。
でも、子供達は身体も心も今、この時間もどんどん成長しています。
忙し過ぎるのであれば、せめてお休みの日の朝の特別メニューがあってもいいのでは?
 
母として。
子の食。自分の食。改めて考えてみて。家族で食について会議してみるのもいいかも
しれませんね!!
 
写真は、先日のお料理クラスの写真です。